行動規範

株式会社タカラコーポレーションは、経営理念で示したように、社員感動、個客感動、社会貢献の三方良しを追求し、社会に貢献するために、「素直」「誠実」「感謝」「情熱」という基本的価値観を実践しつづけ、社員、お客様、社会との『信頼』を築きます。

⼈権の尊重、法令・国際ルールの遵守はもとより、高い倫理観をもった企業活動を通じて、社会の持続可能な発展に寄与します。

本行動規範は、その実現のために遵守すべき事項を定め、株式会社タカラコーポレーションのすべての役員および社員一人ひとりの日々の行動を律し、適切な判断を行う道標とするものです。

1.法令の遵守

株式会社タカラコーポレーションは、あらゆる企業活動の場において、法令を遵守し、社会倫理に適合した良識ある活動を行います。

・法令遵守は、企業活動を行ううえで最低限守るべき義務であり、社会的存在意義の源泉であることを認識し、すべての企業行動の基本とします。
・すべての事業者に適用される法令だけでなく、自社の事業に適⽤される法令についても、つねにその内容・改廃などを確認し企業活動を行います。
・法令遵守を確実なものとするため、責任の所在を明らかにするとともに、⾃社の実情に応じて、社内規定やマニュアルなどを作成・整備し、啓発・教育活動を通じて社内への浸透を図ります。
・法令以外の社会的ルール・商慣習などについても法令に準じて尊重し、公正なルール・公正な商慣習にもとづく⾏動であることを絶えず検証します。
2.人権の尊重

株式会社タカラコーポレーションは、⼈権を尊重するとともに、⼈種・⺠族・宗教・国籍・社会的⾝分・性別・年齢・障がいの有無などによる差別を排除します。

・⼈権は、すべての⼈に与えられた基本的権利であり、普遍的かつ不可分な権利であることを認識するとともに、企業活動に関係する社内外の⼈びとの⼈権を尊重し、直接的な⼈権侵害のみならず、間接的な影響にも配慮した⾏動をします。
・⼈種・民族・宗教・国籍・社会的身分・性別・年齢・障がいの有無などによる差別を排除する企業風土を創造します。
・児童労働や強制労働、あるいはセクシュアルハラスメント・パワーハラスメントなどが⼈格・⼈権を踏みにじる⾏為であることを強く認識し、これらを早期発見、解決、排除するための仕組みづくりと監視に努めます。
3.環境への対応

株式会社タカラコーポレーションは、低炭素社会・循環型社会に資する企業活動を⾏い、環境と経済が調和した持続可能な社会の構築に寄与するとともに⽣物多様性の保全にも配慮します。

・環境への負荷を可能な限り削減し、環境と共存することが企業活動の義務であることと認識するとともに、⾃社の事業が環境に与えている影響を確認し、極⼒その影響を減らすよう努めます。
・省エネルギー・省資源、廃棄物の発⽣抑制、再使⽤、再⽣利⽤に積極的に取り組み、循環型社会の形成に寄与します。
・環境にやさしい製品・サービスを提供する⼯夫や、環境負荷が少ない製品・サービスの調達に努めるとともに、地球温暖化対策や有害な化学物質の管理についても取り組みます。
4.社員の就業環境整備

株式会社タカラコーポレーションは、社員の多様性・⼈格・個性を尊重し、公平な処遇を実現するとともに、それぞれの能⼒・活⼒を発揮できるような安全で働きやすい職場環境を創ります。

・無期雇⽤・有期雇⽤によらず、すべての社員は企業にとって最も⼤切な経営資源であることを認識し、お客様や取引先などと同様に重要なステークホルダーととらえ、職場環境の整備や、公平な評価・処遇をはじめとする⼗分な対応を⾏い、ともに企業の成⻑を図ります。
・社員が仕事を通じて⾃⼰の能⼒を存分に発揮し、職場を⾃⼰実現の場と感じることができるよう、安全で働きやすい職場環境を整えます。
・社員が、企業の⼀員として連帯感・責任感をもてるような企業⾵⼟を創ることで、組織⼒の⼀層の強化による業績向上につなげます。
・社員との積極的なコミュニケーションの機会を設け、社員の声を聴き、メンタルヘルスの問題なども含め個々⼈の状況を把握し早めの対応をします。
・育児や介護などへの⽀援制度も整え、社員の就業環境の向上につなげます。
5.お客様からの信頼獲得

株式会社タカラコーポレーションは、お客様の満⾜を超える製品・サービスとそれらに関する正しい情報を適時・適切に提供するとともに、機密情報・個⼈情報などを適切に保護・管理します。あわせてお客様の声に真摯に⽿を傾け、適正に対応することでお客様の信頼を獲得します。

・お客様からご満⾜をいただき、信頼を得るため、提供する製品・サービスについて適正な表⽰を⾏い、品質の維持・向上に努め、品質保証について万全を期します。
・お客様に製品・サービスの内容について正確な情報を提供し、正しい選択ができるよう配慮し、苦情・要望などに対しても即座に適切な対応ができる体制を整えます。
・万⼀、製品・サービスの内容などに⽋陥や問題が発⽣した場合にはお客様の安全・安⼼を最優先させ、迅速に適切な措置をとります。
・再発防⽌の観点から、製品・サービスの不具合やトラブルなどについて⼗分な事実確認を⾏い、社内の関係部署に速やかにフィードバックができる仕組みを整備します。
・企業活動において収集した顧客情報を個⼈情報ととらえ、個⼈情報保護法を踏まえた適切な情報管理を⾏います。
6.取引先との相互発展

株式会社タカラコーポレーションは、公正なルールに則った取引関係を築き、円滑な意思疎通により取引先との信頼関係を確⽴し、相互の発展を図ります。

・取引先とは、⾃由で公正な取引ルールを尊重し、契約などに従った誠実な取引を⾏い、円満な取引関係を築きます。
・円滑な取引のため、取引上必要と思われる情報については、状況に応じて提供するなどの意思疎通に努め、⽇ごろから信頼関係を深めます。
・談合・価格調整・優越的地位の濫⽤などの不正な取引については、徹底して排除します。
・取引先にかかわる情報を収集する場合には、法令遵守の観点から、適切な⼿段・⽅法により実施し、取引先の企業秘密・知的財産権を侵害しないように配慮します。⼊⼿した企業情報については情報漏えいなどが起きないように確実な管理を⾏います。
7.地域との共存

株式会社タカラコーポレーションは、地域の健全な発展と快適で安全・安⼼な⽣活に資する活動に積極的に参加・協力し、地域との共存共栄を⽬指します。

・地域社会と企業との関係は切り離せないものと認識し、地域コミュニティと良好な関係を築き、これを維持します。地域の歴史・⽂化・慣習などを理解・尊重し、地域社会への⼗分な理解を踏まえた企業活動を⾏い、地域社会との共存共栄を図ります。
・地域行事などの地域活動への参加や、行政・経済団体と協力した地場産業の活性化、地域経済発展に貢献できる企業活動に積極的に取り組みます。
・地域社会の諸問題の解決に向け、防犯・防災活動へも積極的に参加します。
8.出資者・資⾦提供者の理解と⽀持

株式会社タカラコーポレーションは、公正かつ透明性の⾼い企業経営により、出資者や事業資⾦の提供者の理解と⽀持を得ます。

・健全な企業経営を⾏ううえで、必要な資⾦を適切なタイミングで確保することが、不可⽋なものと捉え、出資者や⾦融機関などの資⾦の借⼊先などに対し、⾃社の企業活動に対する理解を得、信頼関係を築くよう努め、円滑な資⾦調達を図ります。
・適正な会計処理、財務・税務会計の正確性や信頼性を確保し、公正で透明性の⾼い経営を⾏い、良好な信頼関係を築きます。
・財務情報を主とする事業実績や事業計画などについて適時・適切に説明を⾏い、⾃社に対する信頼・⽀持を得、安定的な資⾦提供が得られるよう信頼関係の向上を図ります。
・企業経営における経営者の個⼈的資質を問われることを認識し、日ごろから⾃社に対する信頼とともに、経営者⾃⾝の個⼈的信頼を獲得するよう励みます。
・経営者は会社経営を担う⽴場にあるとの⾃覚をもち、出資者などへの公正な利益還元を念頭に置いた誠実な経営を⼼掛けます。
9.政治・⾏政との健全な関係

株式会社タカラコーポレーションは、政治・⾏政と健全かつ透明な関係を維持し、癒着を絶ち、公正に企業活動を⾏います。

・贈賄や違法な政治献⾦・寄付⾦・利益供与などの不正な⾏為は排除し、政治資⾦規正法・公職選挙法等を遵守します。
・⾏政との関係では、国家公務員倫理法等への理解を深め、その遵守に協⼒します。
・過剰な接待などによる癒着や、公正さを⽋く⾏為についても禁⽌し、社内での周知徹底を図ります。
10.反社会的勢⼒への対処

株式会社タカラコーポレーションは、社会秩序や安全に脅威を与える反社会的勢⼒・団体に対し毅然とした態度で対処し、⼀切の関係を遮断します。

・反社会的勢⼒や団体に対しては、怖れない、⾦を出さない、利⽤しない、交際しないの原則を徹底し、勇気をもってあらゆる関係を絶ちます。
・また、経営者は、反社会的勢⼒との関係は断固として排除する決意を社内外に明らかにし、危機管理を⾃らの役割と認識して対応します。